2008年07月

がんの不安分かち合う 秋田の患者団体連絡協

 がん死亡率が全国トップの秋田県で、がん患者組織などが5月に発足させた「県がん患者団体連絡協議会」(佐藤清子代表)は20日、患者や遺族らが悩みや不安を分かち合う「サロンきぼうの虹」を初めて開設する。協議会はサロンに加え、予防の啓発や患者の社会復帰支援などの活動も本格化させる。

 1回目のサロンは秋田市千秋久保田町の県総合保健センターで、がん発症の状況と治療法、生活上の悩みなどを話し合う。県精神保健福祉センターの伏見雅人所長が「がん患者とその家族・遺族の心のケアについて」と題して記念講演する。

 サロンは今後、奇数月の第二土曜日に定期的に開く予定。9月の2回目以降は同市中通の小泉耳鼻咽喉(いんこう)科が会場となる。

 秋田県のがん死亡率(10万人当たり)は2007年に352.1人と、11年連続で全国最高。06年の県内の死亡者(約1万3000人)の死因も、がんが28.6%と最多で1984年以降、毎年トップになっている。

 行政も医療施策などを強化する中、協議会は乳がん患者会「あけぼの秋田」、肺がんネットワーク「あけびの会」、「秋田にホスピスを増やす会」、「がん検診を進める会」、自死遺族らが集う「秋田・生と死を考える会」の民間5団体で発足させた。

 全県的ながん患者団体の連絡協議会は東北で初めて。サロン以外の活動としては、街頭キャンペーンや健康フォーラムなどを通して早期発見の大切さを周知する。がんの発症部位別の患者会設立にも協力していく。

 佐藤代表は「メンバーは、がんや死の苦しみからはい上がった経験がある。サロンで語り合うことで、生きる力を見いだせるのではないか。秋田の動きをきっかけに、がん予防の機運が東北全体で高まってほしい」と期待している。連絡先は協議会090(7526)1345。

出典:河北新報

副市長も含め5年で計6回 仙台市教員採用合否問題

 仙台市教委の教員採用試験の合否通知をめぐる問題で、市教委は18日、記者会見し、2003―07年度の5年間、荒井崇教育長、前教育長の奥山恵美子副市長ら幹部4人が計6回、試験結果の正式発表前に受験者の合否を市議に伝えたことを明らかにした。

 奥山副市長は教育長をだった05年度、試験結果について、午前10時の正式発表直前、市議1人に直接会って受験者1人の合否を伝えた。

 奥山副市長は河北新報社の取材に「発表前に『よしなに』と言われ、できないと1度断ったと記憶している。市議にも立場があると思い、発表前に会って合否を伝えた。軽率だったと言われても仕方がない」と話した。

 他の2人は西城正美教育次長と上田昌孝健康福祉局長。上田局長は教育次長だった06、07年度に各1回、正式発表前に合否を市議に伝えた。

 03、04年度は、当時教育長の阿部芳吉・宮城教育大副学長が正式発表後、市議に結果を知らせていたという。

出典:河北新報

染織家鈴田さん 人間国宝に 県内在住4人目 「佐賀に新たな宝」

 鹿島市山浦の染織家、鈴田滋人さん(54)が重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された18日、県内在住では4人目となる人間国宝の誕生に、地元や各界からは喜びと祝福の声が上がった。


地元や各界 祝福の声 鹿島市 観光振興にも期待

 市内で絵画教室を開き、中学生時代の鈴田さんを指導した洋画家金子剛さん(69)は「おとなしくまじめな性格で、着実に上達していった。対象物を抽象化させたデザインが現代的で素晴らしい。今後も良い作品を生み出してほしい」とエールを送った。市観光協会の中村雄一郎会長(59)は「佐賀県の新たな宝。作品展を開くなどしてお名前を貸していただき、市の観光振興にもつなげられれば」と期待を寄せた。

 同日午後、桑原允彦市長が鈴田さんの自宅を訪れ祝福した。桑原市長は「市民が一緒に喜べるよう市内に横断幕を掲示したい。作品を紹介する機会もつくりたい」。鈴田さんは「鹿島という地域で仕事ができることが創作の一番の力になっていると思う」とお礼を述べた。妻の信子さん(51)は「今までは自分の作品に挑戦する気持ちだけでよかったが、これからは責任や重圧が生まれると思う。健康管理の面などで支えたい」と気遣った。

 佐賀県庁では「祝 人間国宝認定 鈴田滋人先生」と大書された縦11メートル、幅1.1メートルの記念の垂れ幕が掲げられた。


豊かな文化知らしめる 古川康知事の話

 この夏一番のうれしいニュースだ。県民を代表してお祝いを申し上げたい。54歳の若さで「木版摺更紗(もくはんずりさらさ)」の人間国宝になられることは、驚きとともにこの上ない喜びだ。

 着物という伝統的なかたちの中に、緻密(ちみつ)さや斬新さ、自由さ、格調高さといった異なる性質のものが見事に調和し、若々しい感性が作品中にあますことなく摺り上げられている。

 佐賀県といえば陶磁器というイメージが強いが、今回の認定は、先人たちが伝えてきた豊かな文化と技法がたくさん息づいていることを、県民をはじめ全国に知らしめることになる。後進は誇りに励みにしてほしい。鈴田先生は、己の道を究めてほしい。

出典:西日本新聞

最終合宿地 日本が人気 九州は熊本と福岡 充実した練習環境 北京五輪

 北京五輪の開幕まであと20日。日本で最終合宿をする外国選手団の来日が始まっている。今月中旬以降、25カ国以上が約20都道府県に滞在予定。九州では福岡市でスウェーデンとオランダ、熊本市でドイツのチームが合宿を張り、市民とも交流する計画だ。大気汚染など、中国での不安が指摘される中で、練習環境が整い、本番会場との時差が1時間しかない日本は、人気の最終調整地となっている。

 日本オリンピック委員会(JOC)などによると、日本で最終合宿をするのは米国、フランス、カナダなど。既にギリシャなどが来日している。

 滞在人数が国内最大規模となる受け入れ先が、かつて五輪招致の夢を描いた福岡市。今月22日からスウェーデンの陸上や水泳など11競技の140人、31日からはオランダの陸上チーム約30人も訪れ、博多の森陸上競技場などで合宿する。

 合宿先として中国、韓国、大阪も視察したスウェーデン関係者は「福岡は施設が充実していて北京への移動も楽。中国なら低予算で済むが安全やサービスの質を重視する」と話しているという。

 ドイツのハイデルベルク市と友好都市の熊本市には26日以降、同国の競泳チームと遠泳チームの計48人が訪れ、市総合屋内プール・アクアドームくまもとで調整。市は繁華街にチームを歓迎する看板を掲げた。

 選手と市民の交流は各自治体とも「五輪直前だけに練習に支障を来さないように」(福岡県体育スポーツ健康課)と気を使うが、福岡ではサイン会、熊本では水泳教室などが企画されている。

 合宿の受け入れは、海外での知名度アップにもつながる。福岡市スポーツ課は「合宿には各国の報道陣も来る。最高の状態で五輪に臨んでもらえるよう全力で支えたい」と意気込んでいる。

出典:西日本新聞

税務、健康福祉など現状維持求める 滋賀県調整会議 市町意見まとめ

 滋賀県の地域振興局や県事務所の見直しを協議している県・市町調整会議は18日、見直しに対する市町の意見をまとめた。税務や健康福祉など県民サービスに密接にかかわる機能について、現状維持を求めている。

 意見のまとめでは、「振興局などで行われるサービスの低下は避けることが基本」としたうえで、現状維持を求める行政機能として、税務、健康福祉、環境、農業、土木を挙げている。

 このほかの意見は▽一律的な見直しの回避▽県庁から振興局への権限移譲の促進▽振興局の専門性低下の防止▽市町に権限移譲する場合の人的・財政的支援-など。

 県は市町の意見を踏まえて見直し素案をまとめ、8月の県自治創造会議に提示する。

出典:京都新聞
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