仙台市教委の教員採用試験の合否通知をめぐる問題で、市教委は18日、記者会見し、2003―07年度の5年間、荒井崇教育長、前教育長の奥山恵美子副市長ら幹部4人が計6回、試験結果の正式発表前に受験者の合否を市議に伝えたことを明らかにした。

 奥山副市長は教育長をだった05年度、試験結果について、午前10時の正式発表直前、市議1人に直接会って受験者1人の合否を伝えた。

 奥山副市長は河北新報社の取材に「発表前に『よしなに』と言われ、できないと1度断ったと記憶している。市議にも立場があると思い、発表前に会って合否を伝えた。軽率だったと言われても仕方がない」と話した。

 他の2人は西城正美教育次長と上田昌孝健康福祉局長。上田局長は教育次長だった06、07年度に各1回、正式発表前に合否を市議に伝えた。

 03、04年度は、当時教育長の阿部芳吉・宮城教育大副学長が正式発表後、市議に結果を知らせていたという。

出典:河北新報