建設労働者でつくる東京土建一般労働組合は18日、順天堂大の研究チームと共同実施している健康診断で、自覚症状はないがアスベスト(石綿)による中皮腫(しゅ)にかかっている患者1人を初めて確認したと発表した。

 中皮腫は発症前の診断が難しい一方、症状が出た時には手遅れとなるケースが多いため、早期発見を目的に、同労組などは2007年2月から、自覚症状がない人も対象に中皮腫の診断を実施していた。

 同労組によると、研究チームが開発した試薬を使い、今年3月までに2万2450人分の血液を調べたところ、28人に中皮腫の疑いがあり、5月にうち1人が中皮腫だと分かった。

出典:読売新聞